前回、金融商品には「安全性」、「流動性」、「収益性」の3つの基準があると述べました。今回はその3つの基準についてお話しします。
安全性とは、「元本が目減りしたり、予想外の損失を被ったりする可能性」のことです。安全性を知るための主なポイントは、
●運用する商品が生む利益は変動するか
●運用する商品自体の価格や価値は変動するか
●運用する商品の発行元の会社や取扱う金融商品の経営は健全か、 破綻した場合には保護の
仕組みがあるか
になります。流動性とは「必要なときに自由に現金化できるか」ということです。流動性を知るための主なポイントは、
●流動性はあるか(売買できる市場があるか)
●満期や据え置き期間はあるか(ある場合どのくらいの期間か?)
●満期や据え置き期間があっても、中途解約ができるのか
●換金手続きは簡単か
●取扱金融機関は利用しやすいか
になります。そして、収益性は「どのくらいの利回りがあるのか、値上がり益が見込めるのか」です。収益性を知るためのポイントは、
●利回りは高いか
●値上がりは見込めるのか
●利回りや値上がりの他に優待の制度があるのか
になります。安全性、流動性、収益性全てが良い商品はありません。安全性や流動性がたかければ収益性は低くなりますし、収益性が高ければ安全性や流動性が低くなります。
次回は、金融商品のリスクについてお話します。 |