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平成16年を締めくくる松戸市議会12月定例会は、12月8日に招集され21日までの14日間の会期で開催されました。松戸市の平成16年を振り返りますと、危機的財政状況を克服するための「行財政改革」で始まり、「行財政改革」で終わったといっても過言ではありません。社会福祉団体の減免利用料の見直し、シニア交流センター建設の再考、各種補助金や支援費用の見直し、行政サービス機能の民間への移行、市民センター浴室の廃止、人件費の抑制、資産の売却など考えられるあらゆる手法をとってきた1年間といえます。しかし、長引く景気低迷の影響を受け、収入である税収が減少傾向であり、総合的には来年度予算についても赤字が予想されています。さらに現在政府が進めております「三位一体改革」の進展しだいでは、地方自治体にとって今以上に厳しい状況も予想されます。来年度につきましても、引き続き「行財政改革」の推進を図っていく必要があります。
今回の定例会では行財政改革の一環として提出された、市民センターの浴室廃止の条例案と市議会の人事案件が目玉となりました。市民センターの浴室廃止につきましたは、教育経済常任委員会報告で詳しくお話します。人事案件は議会の正副議長の選挙と監査委員の選出、そして、各常任委員会、議会運営委員会などの正副委員長の選出が行われました。その結果、市議会議長に渡辺昇議員(市民クラブ)、副議長に杉浦誠一議員(市民クラブ)、監査委員には渡辺美喜子議員(公明党)と桜井秀三議員(21世紀クラブ)、総務財務常任委員会委員長には大川一利議員(21世紀クラブ)副委員長に佐藤恵子議員(公明党)、健康福祉常任委員会委員長には岩堀研嗣議員(市民クラブ)副委員長に諸角由美議員(公明党)、都市整備常任委員会委員長には吉岡五郎議員(公明党)副委員長に深山能一議員(21世紀クラブ)、教育経済常任委員会委員長には山沢誠議員(公明党)副委員長には私大井ちとし(市民クラブ)が、議会運営委員会委員長には岡本和久議員(市民クラブ)副委員長に箕輪信矢議員(21世紀クラブ)のメンバーが選出されました。私は引き続き教育経済常任委員会に籍を置くこととなり、さらに副委員長という重責をまかされその責任を痛感しております。
本定例会の一般質問には、29名の議員から通告があり私は通告順位7番として、10日の最初の登壇者として質問をいたしました。今回は新潟中越地震の発生の関係上、地震対策について質問が目立ちました。因みに私は9月定例会において地震リスクマネジメントについて質問をさせていただいています。本定例会での私の質問につきまして、以下にご報告させていただきます。尚、いつものことながら全文掲載でないことを予めおことわりしておきます。
| 注: |
あくまでも質問、答弁の要旨であり全文掲載でないことをおことわりしておきます。
尚、松戸市のホームページ「市議会会議録」におきましては全文を掲載する予定です。 |
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| ■大井知敏 12月定例会 一般質問要旨 |
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| 通告順位 7番(12月10日 午前10:00) |
1. |
財政について |
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(1)
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ペイオフの全面解禁について |
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「ペイオフ対応研究会」「松戸市資金運用方針」「地方自治法上の規定」の内容は。
自治体における公金の種類と現在の現金の預金状況は。
松戸市における金融機関との預金と借入金の相殺規定はどのようになっているか。 |
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(2) |
「三位一体改革」における財政的影響について |
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「国民健康保険は地方への権限委譲を前提に、都道府県負担を導入する」とは具体的にはどのようなことか。
「所得譲与税」「税源移譲予定特例交付金」の性格は。
個人住民税所得割の税率をフラット化するとはどのようなことか。
定率減税の段階的廃止に伴う財政的影響は。
税源移譲に伴う増収分を、当面基準財政収入額に現行75%のところを100%算入 するとはどんな措置か。
地方交付税における不交付団体の定義とは。 |
2.. |
まちづくりについて |
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新京成線みのり台駅前の踏み切り拡幅についてその交渉と条件は。
県道みのり台駅前交差点にある歩道橋の撤去について千葉県との進捗状況は。
市道2−75号線(稔台〜和名ヶ谷線)の歩道拡幅の諸条件とは。 |
1.答弁者
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収入役 |
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自治体の公金には、歳計現金、歳入歳出外現金、基金に属する現金および制度融資に係わる預金があり、歳計現金は月末平均127億1千万円であり、普通預金に23.1%定期預金に76.9%の割合になっています。融資制度に係わる預託金は4億8千万円でともに市内25の金融機関に分散しています。また、基金は17本、133億1千万円あり定期預金等で運用しており、ペイオフ発動時には金融機関からの借入金残高の275億円と相殺可能な範囲での運用を基本としています。平成17年度以降は地方自治法の「最も安全かつ有利な方法により保管しなければならない」との規定に基づき、「ペイオフ対応研究会」を活用し、新たに導入される全額保護対象の決済用預金を利用したり、相殺規定の活用を視野に入れた運用基準の見直しを図るなど、運用益より保護を優先し、安全・確実な運用管理に努めていきます。 |
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財務本部長 |
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国民健康保険につきましては、10%を国から県の負担にするもので、いまのところ直接的影響はないものと考えます。税源移譲につきましては、所得税の一部を一般財源として地方に譲与するもので、本市における譲与額は7億7千万円を予定しています。税源移譲予定特例交付金は、税源移譲が完了するまでに必要な額を確保するための暫定的財源措置です。税源移譲の手法は所得税から県税を含めた個人住民税への移譲の形で実施され、現在3段階ある個人住民税所得割の税率を10%にフラット化するものです。定率減税段階的廃止の影響は、廃止される分には財源措置である市民税減税補てん債および地方特例交付金の額が減額になり収入としては変わらないことになります。増収分を基準財政収入額に100%算入するとは、人口の多い都市部の自治体と人口が少なく財政力の弱い自治体との財源格差が生じないように、税源移譲と交付金のバランスをとるために配慮された措置です。不交付団体の条件につきましては、現在133団体ある不交付団体を国の方針では、9割以上ある交付団体を是正していくとの方針であり、本市においても普通交付税は減少傾向にならざるを得ない状況です。財政力指数の数値が1以上になりと地方自治体は不交付団体とされることになります。「三位一体改革」につきましては、未だ正式に決定されていない部分も多く、動向を注視していきます。
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2.答弁者
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建設担当部長 |
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みのり台駅前の踏み切りにつきましては、新京成電鉄が改良を必要とする箇所として国土交通省へ報告していると回答を受けています。踏み切り拡幅の前提条件は鉄道管理者(新京成)と道路管理者(松戸市)が事前協議を行い、踏切道改良促進法に基づいて指定がなされることが必要です。その他、踏切前後の道路拡幅計画があることや国土交通省令の指定基準に該当していることなどがあります。歩道橋の撤去につきましては、東葛飾地域整備センターによると平成17年度に調査委託を行うための予算要求がなされたとのことです。実施には調査結果をみて判断するがクリアすべき課題も多くあり、まずは調査の結果を待ちたいとのことです。歩道拡幅の諸条件につきましては、本市の財政事情では用地買収は大変困難な状況ですので、地権者のご理解のもと本市と無償で土地の使用貸借契約を結び、道路法に基づく区域変更の告示行為をして共用開始する方法があります。しかし、提供された土地につきましては歩道以外の用途には一切使用できなくなりますので、地権者の理解が必要です。また、投資効果からいって部分的な拡幅ではなく、少なくても交差点から交差点までの拡幅が条件となろうと思います。 |
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松戸市議会12月定例会における教育経済常任委員会は、12月17日午前10時より特別委員会室におきまして開催されました。本委員会には議案第17号と25号の2件の条例案と1件の請願、6件の陳情が付託され審議されました。今回の委員会では特に議案第17号の市民センター浴室の廃止に係わる条例の改定について、多数の傍聴者が集まり、委員会としても多くの時間を割いて議論がなされました。松戸市には17ヶ所の市民センターがあり、そのうちの8ヶ所に60歳以上のお年寄りのために浴室が設置されています。現在、年間を通しての利用率は約1.3%であり、60歳以上のお年寄り98,000人いる中で約1300人の利用しかない現状にあります。設置当時の昭和40年代の社会状況とは異なり、現在では内風呂のない家庭はほとんどなく、健康ランド等の開業による新しい形態での環境も整ってきています。また、浴室設備の老朽化も進み、ボイラーなどの大規模な改修整備が必要な浴室も多く見られるようになり、財政面からも厳しい状況となっています。そして、衛生面や安全面、一部利用者の独占的使用などの問題もあると聞いております。私見としましては、一連の状況を鑑みれば市民センターにおける浴室については、その役割を終えたと考えます。しかしながら、本委員会に50名以上の浴室廃止反対の立場での傍聴者が参加されたことや、浴室廃止は住民サービスの低下であり、地域福祉の後退であるとの各委員のご意見があったように、しかるべき代替案も考慮されるべきであろうと考えます。
さまざまな観点からの意見や質問がなされましたが、結果的には市民センターにおける浴室を廃止する条例が賛成多数で採択されることになりました。
本委員会に付託された案件につきましては、議案17号「松戸市市民センター条例の一部を改正する条例の制定について」と議案25号「松戸市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について」は可決すべきものとして、陳情第5号、10号、11号は採択すべきものとして、陳情12号、13号は不採択とすべきものとして本会議に上程されました。そして、請願第1号と陳情第6号については継続審査とすることに決定されました。
本定例会におきましては、各常任委員会の組織替えの時期となりましたが、私は引き続き教育経済常任委員会に席を置くことになり、副委員長という重責を任されることになりましたのでよろしくお願い申し上げます。 |
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