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市議会報告


平成20年3月定例会報告
Date: 2008-4-30

 3月定例会は2月22日から3月24日まで32日間の日程で開催されました。本定例会では平成20年度市長の施政方針説明および教育長による教育施策方針の説明、そして補正予算や先議案の審議が28日まで、市政に関する一般質問が3月4日まで、一般議案と請願・陳情の審査が11日まで、20年度予算案が特別委員会にて19日まで、最終24日には議案・請願・陳情・追加議案の採決が行われ終了いたしました。
 3月定例会は会派による代表質問制をとっており、市長の20年度施政方針や教育長の教育施策方針について、また今話題となっている後期高齢者医療制度、松戸市の活性化について、環境問題、懸案事項の市立病院の建替え問題、廃校になる学校の跡地利用問題、財政健全化法に関すること、3・3・7号線の問題など市政に係わる多くの問題に、各会派から活発な質問が展開されました。私の所属会派である「市民クラブ」では、まちづくり3法を踏まえた今後の松戸市まちづくりビジョンについて行政、議会、市民との共有の考え方について、財政健全化法の施行にあたり松戸市の対応と財政当局、監査制度等のあり方について、第3次実施計画の骨子と後期基本計画のへの反映について、学校現場だけでなく市政全体として教育を考える真の教育改革についてなど、多方面に亘る質問を行いました。
 一般会計補正予算では、既定の歳入歳出予算の総額に31億9千万円を追加する予算が計上され、審査可決されました。その中で松戸市立病院に対する9億円に上る法定外補正が組まれており、当初予算の法定内繰入17億6千万円、東松戸病院と併せると30億円以上の一般会計からの繰入となります。これは昨年度の診療報酬改定により診療報酬料率が大幅に下がった影響を受け医療収益が悪化したことが大きな理由とされております。しかし、ご承知のように今検討されている市立病院の建替え問題にも深刻な影響が出る可能性も考えられ、市立病院のあり方が改めて問われることになると思われます。
 3月定例会のメインテーマでもある20年度松戸市の予算審査では、一般会計から8特別会計、2つの企業会計について審査が行われました。一般会計は総額1,164億円で前年度比3.7%増、8特別会計の合計で1,046億円、2企業会計の合計で211億円となり予算規模全体として2,422億円で前年度比5.5%の減となりました。一般会計の歳入の内訳では、市税収入が約60%の708億円、国庫および県支出金が約16%の187億円、地方消費税交付金・地方交付税・地方譲与税など約6%で72億円、使用料・手数料収入で32億円、市債が約7%の81億円、繰入金・その他収入で82億円などとなっております。一方、歳出では民生費に約34%の395億円、公債費に147億円、衛生費135億円、土木費137億円、教育費137億円、総務費129億円、消防費60億円、その他21億円などとなっており、これらを性質別予算で表しますと、人件費に約26%の300億円、扶助費に約20%の232億円、物件費180億円、公債費147億円など相変わらず経常費比率が高い状況にあります。
 主な事業では、協働のまちづくり推進事業、地域子育て支援事業、放課後児童クラブ施設整備事業、保育所建設費補助金、後期高齢者医療費、食育推進事業、小金中学校改築事業費、小中学校校舎等大規模改造耐震改修事業費、地球温暖化対策地域推進計画策定業務、バリアフリー推進事業、土地区画整理事業、春木川排水整備事業、新公金収納方策経費、AEDの全校配備など多くの事業計画が盛り込まれております。
 平成20年度は、前期基本計画最後の第3次実施計画が開始され3ヵ年に亘って実行される年となります。計画の特徴は、@全ての事業の事業費推計と財源推計を実施し、財源の裏づけのある計画とする。A後期基本計画の実施に向けて「選択と集中」を明確にする戦略的な計画とする。B成長や改善分野だけでなく撤退分野や回避分野も明記する計画。C全ての事務事業に設定した目標やコストなどの情報により事業計画を見直し、最新の財政情報を基に常に3年先の財源推計と合致する計画、などとしています。計画事業では、取り組み課題を設定し、その課題ごとに成果・目標・対象事業・事業費を明確化し73の指標によって進捗管理を実行するとしています。後期基本計画の動向を踏まえて議会でも第3次実施計画について注視して行きたいと考えます。